中国:中国がウイグル人の「ハラール臓器」をサウジアラビアで売り込み(3)
2020年06月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■中国は被収監イスラーム教徒の「ハラール臓器」を販売しており、サウジアラビアで宣伝を行っている

【パリ:本紙】

同誌によれば、購入者はイスラームの少数民族ウイグル人たちやそれ以外の人々から摘出された臓器の移植を受けるため、世界中からやって来ている。こうした臓器は、一部は中国国内における需要を満たすために用いられ、その後臓器の購入にあたっての物理的(経済的)な余力を持つ海外の人々のために使われているという。

彼らの多くはイスラーム教徒であり、彼らの臓器は今までに豚肉や酒に触れていないため、中国はこれらの販売において基本的にイスラーム世界をターゲットにしている。

したがって、世界ウイグル会議のアドバイザーであるエルキン・スィディク氏によると、中国政府は「サウジアラビアのイスラーム教徒へアピールするためにこのハラール状態の臓器の売り込み」を行っている。同氏はハラール臓器の存在を最初に警告した一人でもあり、VICE誌に対し、同氏が「近頃、中国共産党が上海・サウジアラビア間で大量のウイグル人の臓器の輸送を開始したという通達を受けた」ことを明らかにした。

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( 翻訳者:武田ほのか )
( 記事ID:49399 )