イラク:国防省はペシュメルガと合意に達する(3)
2020年07月09日付 al-Sabah al-Jadid 紙
■係争地の奪還を開始する
【スレイマニヤ:アッバース・イルクーズィー】
同氏は本紙によるインタビューの中で、ペシュメルガとイラク軍は、紛争地帯における調整と共同作戦に関連するいくつかのポイントをめぐる合意を行ったことを明らかにした。
フサイン氏は、両者がいくつかの事項で合意に達したと指摘した。こうした事項の中には、ヤーラー県、キルクーク県とニーナワー県の紛争地帯におけるペシュメルガとイラク軍の間での調整、両者間の安全保障上の空白を埋めることに加え、キルクーク県、ディヤーラー県、ニーナワー県を対象とする共同作戦室の設立、紛争地帯で共同作戦を実施するための連合軍を設立することを含む。
イラク軍高官の一人はキルクーク県におけるペシュメルガの配備を否定した。また、同軍最高司令官のスポークスマンであるヤフヤー・ラスール氏はTwitterで「キルクーク県におけるペシュメルガの再配備はない」と述べた。
同氏は、キルクーク県、ディヤーラー県、ニーナワー県の調整拠点をめぐり議論するための会議が開催されたと付言した。そこにはテロリストの活動を追跡し情報を共有することを目的とし、イラク国防相、同内務省、国軍の一部、そしてペシュメルガの代表者が参加したという。
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( 翻訳者:横尾 龍汰 )
( 記事ID:49532 )