チュニジア:リビア国境の軍事体制を強化(2)
2020年07月18日付 al-Quds al-Arabi 紙


■リビア国境の軍事体制を強化

【チュニス:アナトリア通信】

ハズキー氏はタターウィーン県に属するカームール地域で行われている抗議についてコメントし、「軍事部隊は最大級の制圧をもって抗議に対処した」と述べた。

同氏はこの出来事を「例外的」であると見なし、「軍事組織としての我々の役割は抗議との対立ではなく、むしろ石油プラントやポンプ場の保護であり、我々はいかなる当事者に対しいかなる妨害行為の実行を許していない」と述べた。

さらに「我々は既に混乱した状態を把握し、いかなる重大な過ちや人的損失を引き起こさないために、あらゆる冷静さと知恵をもってこの例外的状況に対処した」と付言した。

抗議者たちは木曜日、チュニジア南東部のタターウィーンにある石油ポンプ場を封鎖し、失業者の雇用のための「カームール」協定の実施を政府に要求した。

タターウィーンでは約2ヵ月間にわたってデモが発生しており、抗議者たちと治安部隊の間に衝突が生じていた。

(後略)

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( 翻訳者:佐伯麻実 )
( 記事ID:49590 )