イスラエル:ネタニヤフ首相が「イスラエルの能力を試さない」よう勧告する(2)
2020年08月26日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエルのネタニヤフ首相は「イスラエルの能力を試さない」よう勧告し、13機のミサイルによってヒズボラの連合を攻撃する
【ベイルート:本紙】
イスラエル占領国のベンヤミン・ネタニヤフ首相はTwitter上の自身のアカウントで「イスラエルは、ヒズボラが我々の軍隊に対し発砲するにあたって、重大な危険性が存在することを警告する」と述べ、「私はヒズボラに対しイスラエルの能力を試さないよう勧告する」と強調した。
一方、レバノン国軍の司令部は「敵国イスラエルに属するヘリコプター複数機が、2020年8月25-26日にかけての深夜、レバノン領内にある環境保護団体『国境なき緑』の複数施設を攻撃した」と発表した。さらに「これ以前、敵国イスラエルは同夜、117発の閃光弾および約100発の砲弾による攻撃を実施していた」と付け加えた。
マロン派カトリックの長であるマール・ブシャーラ・ブトルス・アル=ラーイー枢機卿は、ヒズボラを武装解除する必要性を示唆した。また同氏は「当局者らによる過失がベイルートにおける爆発の原因である」と強調しつつ、 ターイフ合意に照らして「我々はレバノン国家に対し武器を集結させるよう求める」と述べた。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49806 )