レバノン:バアブダ宮殿での会談が終了、新政府に関する最新動向(1)
2020年09月15日付 Al-Nahar 紙


■バアブダ宮殿における会談が終了した後、新政府組閣に関する最新状況...「シーア派コンビ」が躍進へ

【ベイルート:本紙】

全てのブロックが参加した議会協議が本日終了し、「軍ブロック」および「社会主義ブロック」は謝罪を行った。

本紙が入手した情報によると、ミシェル・アウン大統領は協議の中で、以下の3つの点に関する質問を行った。閣僚ポストの運用、閣僚の指名、大臣が2つのポストを兼ねるか否か。

協議では各代表が自身の見解を表明した。アウン大統領は今後任命された首相と相談を行うことになっており、両者は本日の協議の結果を再検討した上、問題の解決策をどのように見つけるかについて議論することになっているからだ。

同様に、事情に通じた複数の情報筋が伝えたところによると、バアブダ宮殿で開催された議会協議の中で、「シーア派コンビ」がミシェル・アウン大統領に対し、「財務大臣ポストへの執着」を伝えたという。

レバノン軍の情報筋は本紙に対し以下のように語った。「バアブダ宮殿における本日の協議は(これまでの協議とは)一線を画すものであった。以前の呼びかけが、まるで時間の浪費や失敗の分散作業であったかのように思われるほどだ。成果の実現が希求される今日、こうした枠組みの外でなされる行動は、そのすべてがレバノン国民の悪化へとつながるものだ」。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49891 )