カタール:カタールがイスラエルとの関係正常化を拒否する立場を表明(3)
2020年09月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■カタールがイスラエルとの関係正常化を拒否する立場を表明し、カタールに対して向けられそのイメージを毀損するような一連のキャンペーンを批判
【ドーハ:本紙】
一方、カタール外務省のメディア部局長であるアフマド・ビン・サイード・ルマイヒー氏は自身のTwitterアカウント上で、諸問題を混合し、カタール国のイメージを毀損しようとする扇動的なメディアキャンペーンの一連を批判した。
複数の情報源は、パレスチナの利益を支持するドーハの確固たる立場に関連するカタールの明確かつはっきりとした声明、パレスチナ人による要求の正当性、問題解決の重要性、複数の外国勢力によって拡散された主張を同時に掲載した。
これに先立ち、ドバイ首長国から放送されるサウジアラビア・チャンネルは、関係正常化の経路に対するカタールの立場に関し、捏造された複数のツイートを拡散していた。
サウジアラビアとアラブ首長国連邦のTwitter利用者らは、ティモシー・リンダー・キング氏に関連する捏造ツイートをこぞって再拡散したが、これは同氏を米国の湾岸諸国担当国務次官として紹介するものであった。
この(捏造)ツイートでは「カタールがイスラエルとの合意に署名することに賛同した」と明示されており、これはカタール政府がイスラエル占領当局との関係正常化に同意したことを示している。
さらに同ツイートは、米国の中東担当国務次官補であるとする当局者の発言を以下のように引用した。「カタールはイスラエルとの協働に対して非常に歓迎的である」。
(4)に進む
(2)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49918 )