■11日間でガザ地区から約4000発のミサイルが発射される

【ガザ：アナトリア通信】

ガザ地区内のパレスチナ人諸派閥とイスラエル占領政体の間の停戦は、11日間におよぶ戦闘の後、金曜明け方に発効の段階に入った。

イスラエルの公式放送局「カン」によれば、イスラエル南部および中央部の複数市・入植地は11日間で、ガザ地区から約4000発のミサイルを受けたと記録されている。

ミサイル発射のピークは、今月10日に開始され、イスラエルによって「壁の守護者」と名付けられた作戦の2日目に到来し、その日のうちにイスラエルの領土に向けて480発のミサイルが発射された。同日以来、ミサイルの発射数は1日あたり250～400発といった数字にまで減少した。

これと比較し、イスラエルが2014年夏にガザ地区を攻撃し、51日間続いた「境界防衛作戦」の間には、約4600発のミサイルおよび迫撃砲弾の発射がイスラエルに対して行われた。

この際、一日に発射されたミサイル数の最高記録は同作戦の3日目に記録された195発というものであった。

「境界防衛作戦」の間、アシュドッドとアシュケロン(南部)はパレスチナによるミサイル発射作戦の大部分が集中した街であり、それぞれ約400回の警報が発せられた。

イスラエルの公式放送局「カン」によると、ベエルシェバ(南部)も同様に激しい砲火に見舞われ、同軍事作戦の間に約160回の警報が発せられたという。

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（ 翻訳者:佐伯麻実 ）
（ 記事ID:50041 )