イスラエル:11日間でガザ地区から約4000発のミサイルが発射される(2)
2021年05月21日付 al-Quds al-Arabi 紙


■11日間でガザ地区から約4000発のミサイルが発射される

【ガザ:アナトリア通信】

ミサイルの最大射程範囲は、北東部のエルサレム、東部のディモナ、シャロン地域南部、北部の「イーマク・ハフィール」(地域評議会)、南部の「ヘヴェル・エイロット」(地域評議会)にまで及んだ。ヘヴェル・エイロットでは、ラモン空港に向かって発射されたミサイルもあった。

これに対し、同情報筋によると、「アイアンドーム」システムがイスラエルの居住地区を脅威に晒したミサイルのおよそ90%を撃ち落としたという。

しかし同情報筋によると、パレスチナのミサイルは年を追うごとにより危険になっており、「境界防衛作戦」の間にミサイルによって殺害されたイスラエル人は6人におよび、「壁の守護者」作戦において12人が死亡し、約330人が負傷したのだという。

一方パレスチナ保健省は、西岸地区やその他の地区で殉教した人々以外にも、現行の戦闘の期間中にこれまでガザで落命したおよそ1900人に加え、65人の子ども、39人の女性、17人の高齢者を含む232名が殉教したと発表した。

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( 翻訳者:佐伯麻実 )
( 記事ID:51084 )