イスラエル:イスラエルが国交正常化が「仇になる」事態を危惧(2)
2020年10月23日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエルは国交正常化による「恩恵」が「仇になる」ことを危惧している。イスラエル高官「サウジアラビアとの国交もまもなく正常化されるだろう」。

【本紙】

同当局者は、「正常化を実現した諸国は、米国から最新鋭の兵器を購入する予定である」という複数の報告が存在することを明らかにした。また、同様の報告ががアラブ首長国連邦、バハレーン、および(同人が主張する見解によれば)「数日以内」に正常化を行う予定であるスーダンにに関連するものであると述べた。

同筋は、「中東地域におけるイスラエルの優勢は、これからも引き続き発生する正常化合意によって、より強化されることになるだろう」と述べた。

イスラエルの当局者は、正常化を実現した諸国に関連して以下のように述べた。「彼らはを多くの資金を所有している国々であり、これらの国々の利益とは自国の軍隊を増強することである。また米国の利益とは兵器を販売することであり、イスラエルの利益とは、正常化が実現された国々が他の国からではなく米国から兵器を入手することである」。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:50089 )