ロヒンギャ:クーデターへの支持派と反対派に分かれる僧侶たち(3)
2021年05月14日付 その他 - Aawsat.com 紙


■クーデターへの支持派と反対派に分かれる僧侶たち

【シャルク・アウサト】

イスラーム教徒の割合が人口の5%未満であるミャンマーにおける(彼らがそう呼ぶところの)「イスラーム化の脅威」に対抗するため、2014年には仏教組織「民族宗教保護協会」(マバタ)が設立された。

同組織はその後禁止され、名称の変更がなされ、そのトップには今日クーデターを防衛するための最前線に立っている軍隊寄りの過激派僧侶たちが残留した。

同組織のメンバーとして高い影響力を持つパルマンカ師は、AFP通信に対して以下のように述べた。ミャンマーがアウン・サン・スー・チーを彼女の地位のまま留めた場合、「我々は宗教や民族の特殊性、そして国家全体の消滅を目撃することになるだろう」。

2017年、ロヒンギャに対する憎悪を煽動した容疑によって禁固3か月を言い渡された同師は、「危険を理解している人々は現政府(軍)を支持しており、デモに参加することはない」と付け加えた。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:50114 )