イラク:カターイブ・ヒズブッラーが米国に警告(2)
2020年11月04日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イラクのヒズブッラーは「激しい対立」によってアメリカを脅かす
【バグダード:本紙】
ムヒイー報道官は「政府はイラクの主権を考慮し、その領土と領空を支配しなければならない。さもなければ、アメリカ人との結託を疑われる人々と同類に陥るであろう」と強調した。
同報道官による発言は、ハーシム・ハイダリー氏がイラクで「神の治世」運動の設立を発表したのと同時期になされた。その際ハイダリー氏は、新しい運動の目的が「(支援を)必要とする人々と貧しい人々の状況を、ハーメネイー師とスィースターニー師に倣って改善すること」であると強調した。
メフル通信社によれば、ハイダリー氏は預言者ムハンマドとイマーム・ジャアファル・サーディクの生誕祭に際しての演説で「この運動は貧しい人々のためのものであり、彼らに焦点を当てるだろう」と述べたという。
同氏はさらに「クルアーンはイスラーム主義運動である『神の治世』のロードマップである」と付け加えたほか、「我々はイラクにおいて『神の治世』の息子たちに、そしてハーメネイー師の子どもたちに、またホメイニー師の子どもたちになるだろう」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:横尾龍汰 )
( 記事ID:50170 )