イスラエル:トランプ政権下で入植増加(2)
2020年11月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ピース・ナウ:トランプの時代における入植の倍増
【エルサレム:アナトリア通信】
同団体は「2013-2016年の10331軒に対して、最近4年(2017-2020)で、入植地では26331軒の住戸建設への合意が行われた」と述べ、「それまでの4年間における住戸1164軒に対して、2425軒が競売に出されたことにより、入植地における(居住)入札の数は倍増した」と付け加えた。
「ピース・ナウ」は、それ以前の四年間の中でスィルワーンにおいて発生した一件に対して、トランプ政権期の四年間ではイスラーム地区とエルサレム東部のシャイフ・ジャラーフにおいて約6世帯のパレスチナ人家族が追放されたと付言した。
「ピース・ナウ」は、「トランプ政権は、入植者たちの中でも少数かつ過激な集団の利益のために米国の力を行使し、イスラエルに甚大な損害を与えた」と語った。
さらに、「我々は、次期大統領に選ばれた(ジョー・)バイデン氏の政権が、イスラエルにおける平和と、米国の二国間解決樹立における調停者としての立場への回帰を求める大多数の人々に注意を払うことを期待する」と述べた。
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( 翻訳者:関夏海 )
( 記事ID:50172 )