パレスチナ:ハマースが米国大使の声明を非難(1)
2020年12月31日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ハマースが米国大使の声明を入植増加の原因であるとして非難

【ガザ:アナトリア通信】

イスラーム抵抗運動「ハマース」は木曜日、在イスラエル米国大使のデヴィッド・フリードマン氏がテルアビブに対し「入植手段の拡大」を呼びかけた声明を非難した。

イスラエル・チャンネル7が月曜日に報じた内容によれば、フリードマン氏は「11日前に北部ジェニン市で殺害されているのが発見された女性入植者の親族を訪問した際、彼女の殺害に応じるかたちでイスラエルに対しヨルダン川西岸地区における入植地建設の強化を訴えた」という。

入植者のエステル・ホルガン氏は今月12月1日、西岸地区北部に位置するジェニン市の西側にある、入植地タルナシェ付近で殺害された。

ハマースの国際関係事務局員であるバースィム・ナイーム氏は声明のなかで、「フリードマン氏はパレスチナ人民の敵であるシオニスト(勢力)と協力する米国の手法を明確にしている」と述べた。

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( 翻訳者:原実都姫 )
( 記事ID:50396 )