オリンピック:東京オリンピックの最年少選手、シリア代表のヒンド・ザーザー(2)
2021年07月07日付 その他 - Sana 紙


■彼女の熱望は良好かつ際立ったパフォーマンスを発揮すること...東京オリンピックの最年少代表選手ヒンド・ザーザー

【シリア国営通信:ムハンマド・ハーティル】

ザーザーは、東京オリンピックにはメダリストや世界的なタイトルを有するベテラン選手たちが存在し、これは明らかにニューフェイスにとっての状況を困難にしていることから、東京オリンピックにおける試合が非常に厳しいものになるとみている。しかし彼女は、シリアにおけるスポーツの姿を反映する素晴らしいパフォーマンスを見せるための努力を惜しむことはないだろう。

一方、シリア卓球連盟のバッサーム・ハリール会長は、協議連盟と総合スポーツ連盟の運営事務局が、国内および国外における設備や合宿の確保といった、ザーザーの成功に向けたすべての必要条件を提供したことを明らかにし、準備に向けた段階が非常に広範囲に及んでいたことを指摘した。しかし、コロナ禍の発生によりそれらを完全なかたちで実施することは不可能であったものの、ザーザーのために確保された国外合宿は非常に有用であったという。さらに同会長は、こうした尽力が、今後の選手権において乗り越えがたい存在になるであろう、この有望な天才による良好なパフォーマンスにつながることを願った。

卓球はオリンピックにおいてもっとも人気がある競技の一つに数えられる。 オリンピックでは男女別の個人およびチーム戦に加え、混合ダブルスといった、トーナメント方式をとる5つの選手権が争われる。またシングルスおよび混合ダブルスにおいては7ゲーム制における優勢に基づいて勝敗が決定する。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:50432 )