カタール:タミーム首長がレバノンへの支援を確約したうえで、政府を早急に形成するよう呼びかける(1)
2021年04月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■カタール首長がレバノンへの支援を確約し、当事者らに対し政府の早急な形成を行うよう呼びかける
【ドーハ:本紙】
カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長は本日月曜、レバノンに対する自国の立場を改めて表明し、レバノン国民を擁護した。また同時に、早急に政府を形成するよう(レバノンの)諸政党に呼びかけた。これらの発言はタミーム首長がドーハのバフル宮殿内にある自身のオフィスに、レバノンのハッサーン・ディヤーブ暫定首相および同氏に同行する代表団を招いた会合のなかで行われたものである。
カタール国営通信(QNA)によると、会合ではカタール・レバノン間の二国間関係、既存の協力分野とそれらを進展、強化する手段が取り上げられ、同様にレバノンの状況の進展についても話し合われた。またディヤーブ氏はカタール首長に対し、レバノンの最新状況、特に政治的・経済的課題やそれらの克服のため費やされた努力について報告した。
ディヤーブ氏はベイルートに対するカタール政府の継続的支援や、同国のレバノン国民に対する恒久的な立場について感謝の意を表した。
一方、カタール首長はレバノンおよび親愛なるレバノン国民に対する自国の支援を確認した。また同時に、レバノンの安定を強化するため、国益を優先させつつ新政府の形成を急ぎ行うようレバノンの全政党に向けて呼びかけた。
(2)に進む
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:50933 )