■FIFAはカタールワールドカップの2023年への延期を計画しているか？

【本紙：ハフィーズ・ダラージー】

（アフリカ）大陸連盟は、W杯および全ての国際大会の予選を管理しているFIFAとの調整なしに、単独で予選試合の延期を決定することができない。しかし、開催国の了承を得ることなく、国際大会の日程およびW杯の延期を決定することは許されている。こうして、カタールの準備の度合いがどうであれ、あるいは同国にとってのW杯に関する全プロジェクトの完成がいかに間近であろうが、全てはウイルスの生存期間や流行の影響、予定通りに予選が終わる可能性に結ばれ続けるのである。カタールのプロジェクトは、パンデミックや世界的な経済危機、同国がいくつかの近隣諸国によって3年以上課されてきた封鎖の存在にもかかわらず、そのペースを維持し、それらの影響をうまく回避することに成功した。そのため、最大の懸念は依然としてコロナの流行である。

FIFAが予選の延期を理由に延期の決定を公表したとしても、ワールドカップ開催国であるカタールが反対することはないだろう。また同時に、スタジアムや設備、インフラの準備ができており、同国がこれまで開催された全ての大会において健康プロトコル適用にあたっての高いキャパシティを示してきたこともあり、当初の日程どおりにW杯を開催されるとしても同国は困らないだろう。

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（ 翻訳者:本多香奈 ）
（ 記事ID:50955 )