イエメン:シリアの迎撃ミサイルがイスラエル領内の原子力研究施設付近に着弾(3)
2021年04月22日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエル:シリアの迎撃ミサイルがディモナ市原子力研究施設近くに着弾、イスラエルが応酬する

【本紙:テルアビブ】

サウジアラビアの複数の公共報道機関が報じたところによると、イエメンでフーシー派と戦闘を行なっているサウジアラビア率いる有志連合は今日木曜日、イランと連合したフーシー派のグループがサウジアラビア南部のハミース・ムシャイト市に向け発射した無人戦闘機を迎撃した。

シリアの政府系メディアは、シリアの首都ダマスカスの近郊がイスラエルの爆撃に晒され、政府軍兵士から4名の負傷者が出たと報じた。

SANA(シリア国営通信社)が軍の情報筋の話として報じたところによると、「今日未明1時38分頃、敵国イスラエルは占領下にあるシリア領ゴラン高原の方角に向け、ダマスカス近郊のいくつかの地帯を狙ってミサイル複数機を発射し、航空侵略を行った。我々の防空部隊が侵略ミサイルに立ち向かいそのほとんどを撃墜したが、兵士4名が負傷し、いくらかの物的損害を被った」。

イスラエル軍の報道官が公表したところによると、イスラエルの爆撃は「シリアからイスラエル領内へ向けた1発の地対空ミサイルが観測され、それがネゲブ地方に着弾した後」に行われた。

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( 翻訳者:吉岡珠実 )
( 記事ID:50974 )