エジプト:215,000人の学生が全国統一試験の成績に不満を述べ、自殺者は7人に(3)
2021年08月22日付 al-Quds al-Arabi 紙


■エジプトで215,000人の学生が全国統一試験に関して不満を述べ、自殺者は7人に増加

【カイロ:本紙】

教育・技術教育省は、第1日程の試験で2科目以下の落第となった者のみに対し受験が許可され、これらの学生は第2日程においてのみ合格点に到達できることを明らかにした。

同省は加えて、正当な理由で第1日程の試験を見送った学生は第2日程での受験が許可されていると説明した。正当な、もしくは病気による原因で第1日程の試験における全科目の受験を見送ったグループの学生たちは、各科目において完全な成績を取得し得るという。

さらに同省は、24時間以内に1,094,000枚におよぶ試験用紙の中から215,000件の苦情を受け取ったことを発表した。これには118,000名の合格した学生、67,000名の第2日程の受験生、30,000名の落第した学生による苦情が含まれている。

同省は、統一試験の結果に対する苦情(特定の要求を伴わない抗議も含む)の手順・方法を定めており、苦情数に関する制限はない。

同省は、苦情を一度以上登録することや登録手順を終えたあとに修正することは認められていないことを明らかにすると同時に、苦情の申し立て結果を確認するために登録後にウェブサイトで追跡する必要があることを明言した。

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( 翻訳者:野口藍良 )
( 記事ID:51526 )