■イラク政府は、カーイム国境通行所を通るイラク・シリア間の人の移動を禁止し続けている。
【諸通信社】
マアルーマ通信が報じたところによると、昨日(15日)イラクのアンバル県カーイム郡のアフマド・マハラーウィー郡長は、「滞りなく順調に行われている貿易活動を除き、カーイム国境通行所(シリア側はアブ・カマル国境通行所)を通るイラク・シリア間の人々の陸路での移動禁止はいまだ有効である」と述べたという。
郡長は「人の移動の停止したのはコロナウイルスに対する予防措置の結果であり、コロナ関連措置の完了後に陸路での移動が解禁される見込みであると」指摘した。また、「シリアとの国境にあるカーイム国境通行所には、新たな感染者を出さないための未曽有の安全上および衛生上の措置が講じられている」と語った。
そして、「カーイム国境通行所およびバグダード県に至る西部地域の治安状況は安定しているにもかかわらず、同国境通行所を通過する商品の運搬が大幅に減少した」と述べた。さらに、国境に至るすべての道路は安全で安定しており、治安を脅かす事態は一切起きしていないことを強調した。
(2)へ続く
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( 翻訳者:赤塚大輝 )
( 記事ID:51579 )