シリア:アアザーズ市に一夫多妻制協会が設立されたとのニュースが広まる
2021年10月18日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■トルコ傘下の諸派閥によって支配されたアアザーズ市に「一夫多妻制協会」が設立されたとの噂が広がる

【スナック・シリアン・ドットコム】

活動家たちはSNS上で、アレッポ県郊外に位置しトルコの支援を受ける諸派閥の支配下にあるアアザーズ市で、一夫多妻制協会が設立されたというニュースをシェアした。協会の本部を写した複数の写真を伴ったこれらの投稿には多くのコメントがなされており、「それは自然なことである」、「それは男の権利である」、あるいは「女性(特に未亡人)の保護である」といった数件のコメントに対し、ほとんどがこの考えに対する拒絶や嘲笑を示すものであふれていた。

ジャーナリストのザイナ・イルハイム氏は自身のFacebookアカウント上で、一夫多妻制協会が「トルコの支援を受ける諸派閥に属するアアザーズ市地方議会によって認可された」ことを明らかにした。また同氏は以下のように皮肉を込めてコメントした。「当協会で提案された活動は以下のようになっております。3番目あるいは4番目の妻となる機会を希望する女性たちの登録、「男性を満足させる」分野(隷属、甘やかし、料理、家庭の管理、紛争解決の訓練、 家庭の平和などなど)で登録された女性たちの能力開発」。

シリア人たちの間でSNS上の大きな論争の的となっている一夫多妻制協会は、公式には発表されていない。流布している同協会の本部を写した写真には、一人の男性を4人の女性が囲んでいるロゴが映っている。同様に、同協会の事務所で座っている女性の顔が黒塗りされた写真も流通している。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:51730 )