シリア:バイデン大統領にとってのシリア(1)
2022年01月19日付 その他 - al-Souria.net 紙


■バイデン大統領にとってのホワイトハウスの最初の一年..シリアにおける「枢要な」課題

【スーリーヤ・ネット】

ジョー・バイデン米大統領は、とりわけ感染状況の結果としての景気の後退や市場の停滞が発生している国内問題に関連する複数の課題に加え、(同大統領が形容するところの)「困難な」時期に直面しながら、ホワイトハウスの長として2回目の年を迎えた。

バイデン大統領は任期1年目のあいだに、自身の責任において実施したもっとも顕著な事象を除いて、対外的問題をさておいて国内の諸問題に関心を向けたものと思われる。ここでのもっとも顕著な事象とは、ウクライナ・ロシア間の危機や北朝鮮によるミサイル実験を筆頭とする諸問題の優先順位を格下げするかたちで実施した、米軍のアフガニスタン撤退である。

バイデン大統領が任期1年目のなかで採用した方針は、前任者であるドナルド・トランプ氏の場合とは異なり、シリアに関連する問題が同大統領政権の優先事項のなかに含まれていなかったことを示している。これは、過去1年の間で同大統領によって示された立場、声明、行動を考慮したとしても明らかである。

以下の発言は、2021年内のシリア問題に関連するもっとも典型的なバイデン大統領の立場を示している。

「シリアの危険はより大きい」

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52265 )