ヨルダン:シリア領内からの麻薬密輸の頻発をうけ、ヨルダンがアサド政権に警告(2)
2022年01月28日付 その他 - al-Souria.net 紙


■ヨルダンがアサド政権に対し警告を発する。「あなたたちが行動を起こさないのであれば、我々が我々の国境を守る」

【スーリーヤ・ネット】

同筋による証言に先立ち、ヨルダン軍は木曜日、自身が「質的」と表現した作戦のさなか27人におよぶ密輸業者が殺害されたと発表した。この作戦によって「シリアからヨルダンに潜入して麻薬を密輸しようとする試みを阻止した」のだという。

ヨルダンの国営ペトラ通信によると、匿名の軍事筋が次のように明らかにした。「密輸業者との現行交戦規定が適用されたことによって、27人の殺害、多くの密輸業者の負傷、彼らのシリア深部への逃走が引き起こされた」。

さらに同筋によると、「密輸業者を支援する複数の武装集団が存在した」という。

過去数か月のなかで、ヨルダン政府がアサド政権との対話チャネルを開いているにもかかわらず、シリアを起点とする麻薬の押収が世界の複数国、特にヨルダンで頻繁に発生してきた。

1月16日にはシリアとの国境付近で発生した密輸業者との衝突で、ヨルダン軍の軍曹1名が殺害され、兵士3名が負傷した。

マムラカ・チャンネルは次のように報じた。「ヨルダンの国境警備隊は、麻薬や武器の密輸業者とほぼ毎日交戦している。シリア南部が異なる忠誠対象が乱立する現状に苦しんでおり、同地域内の各グループは金銭的な誘惑にさらされるなかで、である」。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52331 )