シリア:シリアへの支援から「多くのこと」を望むロシア(3)
2022年01月29日付 その他 - al-Souria.net 紙
■シリア支援をめぐって「多くのこと」を望むロシア
【スーリーヤ・ネット】
安保理に常駐する同大使によると、「現状において、それについてはわずかな進展しか見られない。しかし我々は、国連安保理の国々が同様の問題において原則的な立場をとることを期待している」のだという。
同大使は「シリア人にとっての基本的なサービスを提供することにつながる、インフラの早期再建を保証するために尽力する必要がある」と付言した。
ロシア人が望んでいること
シリア民間防衛隊のラーイド・サーリフ代表は、本サイトが以前行ったインタビューのなかで次のように述べた。「シリア政府の支配地域との接触線を介した輸送隊列の侵入は、間違いなくシリア北西部の住民たちにとっての脅威となるだろう」。
サーリフ氏は「あらゆる瞬間においてそうである。決定が支援物資の(接触線の)越境を許可することになったならば、それは体制の力を増し、ひいては地域に暮らす人々を包囲することにつながるだろう」と指摘した。
シリア民間防衛隊の代表によると、「接触線を介した輸送隊列の侵入は国連決議の一部をなすものであり、それはロシアが現在有効な決議に賛成票を投じるにあたって同国が課した条件だった」のだという。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52346 )