■シリア支援をめぐって「多くのこと」を望むロシア

【スーリーヤ・ネット】

しかし同氏は、シリア北西部の支援計画が「新たな段階」に突入する可能性があるとの見解を否定した。国連支援物資の提供をめぐる国際的な立場が「越境支援（への固執）」というかたちで固定化されていることが理由だという。

さらに同氏によると、支援提供をめぐる国際的な立場に加えて、「支援計画がロシアとトルコによる合意の一部とみなされている」ことが理由として挙げられるという。

サーリフ氏によると、トルコは「新たな移民が生まれることによって国際的な立場に影響が生まれることを防ぐ目的において、越境支援を通じて停戦を実現し、地域の安定化を支援しようと試みている」。

したがって同氏によると、「体制に支援計画を付託することによって、間違いなく国外移住の新たな動きが生まれることになるだろう。それは人々への圧力となり、同地域に暮らす400万人の民間人に包囲を課す力をアサドに与えることになる」のだという。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52347 )