■トルコが祖国に帰還したシリア人の数を発表、政府高官「彼らは問題の源泉ではない」

【スーリーヤ・ネット】

昨年初めには、与党である公正発展党の高官が「シリア人たちはトルコ経済への支援に多大に貢献してきた。もたらされた金額は30億米ドルを超える」と述べた。

一方トルコのスレイマン・ソイル内務大臣は昨年8月に行われたアル＝ジャズィーラ・ムバーシルによるインタビューのなかで次のように述べた。「在トルコのシリア人は『一時的保護』のもとに置かれており、シリア北部の諸地域が『安全』になるまで追い出されることはない」。

過去数年間で、トルコにおけるシリア人の存在に対する敵意やヘイト・キャンペーンが激化している。複数の研究者が以前指摘したところによると、このような緊張化はトルコの複数の野党が繰り返し行っている（ヘイト・）キャンペーンに関連しているのだという。

トルコの各地域ではここ数年、緊張化や反・外国人キャンペーンが頻繁に発生している。それらについては、SNS上で拡散された噂や、トルコの反政府勢力がメディアに流したシリア人に関する誤った情報によって引き起こされるものが大半である。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52386 )