■バイデン大統領がイスラーム国指導者の殺害を発表、アブドゥッラー・カルダーシュとは何者か？

【スーリーヤ・ネット】

しかし国際政治センターが2020年9月に発表した研究報告によると、カルダーシュはアラブ系家庭の出身だったという。

同センターによると、カルダーシュは自身の組織内で「カラーダシャ」と呼ばれるグループを率いていたという。このグループは組織内で各部門長やその他の人員を任命するうえで、主要な役割を果たしていたという。

カルダーシュは2000年にマウスィル大学を卒業した。その後サッダーム・フサイン前大統領の政権下で強制兵役についたのち、2002年に「ジハーディスト」組織に加入し活動を始めた。

その後カルダーシュはイラク北西部のタッルアファル市に戻り、「アブドゥッラフマーン・カードゥーリー」として知られていた男を通してジハーディスト組織「アンサール・アル・スンナ軍」に加入した。

ザルカーウィーとともに「アル＝カーイダ」へ

カルダーシュは2004年、アブー・ムスアブ・ザルカーウィーに従ってアル＝カーイダに移籍した。

その後2005年にマウシィル市に戻り、「イラク・イスラーム国」の設立が発表されてから1年後に同組織内の一般判事の地位についた。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52448 )