シリア:政権による新たな化学兵器使用疑惑(2)
2022年02月01日付 その他 - al-Souria.net 紙
■政権による新たな化学兵器使用疑惑…兵器として用いられた塩素ガス
【スーリーヤ・ネット】
アサド政権軍は2016年10月に、有毒な塩素ガスを含んだたる爆弾2発を用いてハマー県の北部郊外地域に位置するカルフズィーター市を攻撃した。その結果、20人以上が窒息と呼吸困難の状態におちいった。
「化学兵器による虐殺」から8年…決定と調査にもかかわらず「犯罪者は野放しに」
事実調査団が今日公表した報告書の内容は、電子的証拠や複数の目撃者への聞き取り調査のほか、化学兵器禁止機関に属する「独立」研究所が攻撃地点で実施した化学的分析の結果に依拠したものである。
さらに同調査団は、カフルズィーター市内の攻撃地点から持ち込まれた塩素ガスシリンダーのうちの1本を入手することができた。その表面には「Cl2」という文字列が刻印されていたため、彼らはそこから塩素ガスの化学分子式を検出することができた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52493 )