シリア:ラタキア県出身の在外居住者や避難民に対する妨害措置が拡大(5)
2022年02月13日付 その他 - al-Souria.net 紙


■被害者たちが自身の経験を明らかに…ラタキア県でアサド政権の諜報機関が在外居住者による「委任取引」を妨害

【スーリーヤ・ネット】

ジャブラ市の「平和活動」家であるミフヤール・バドラさんは、政権当局、なかでも軍事治安局によって、所有していた家屋が没収されたことを明らかにした。彼によると、同家屋には彼の親戚の一人が居住していた。しかしその親戚はその後追い出され、彼は同家が「没収下」に置かれたことを知らされたという。

現在ドイツ在住のバドラさんは本サイトに対し、ジャブラ市に暮らす避難民たちを対象とした財産の没収が昨今めざましい勢いで拡大しており、彼らの多くは自身の財産を処分することを妨害されていることを明らかにした。こうした措置にさらされたのはバドラさんだけにとどまらず、彼の家族2人も財産を没収されたのだという。

同様に、ジャブラ市出身で商業を営むアブー・ムハンマドさん(フルネームを報じないことを希望)も、政権当局によって、所有する3階建てのビルに加え自身の店舗および農地を没収された。政権当局は、彼がいかなるデモや活動に加わったことがないと主張したにもかかわらず、彼が「武装集団」を支援しているとの口実のもとで同様の措置をとったという。さらにアブー・ムハンマドさんは、同措置が「彼を追放し、彼の財産を没収する目的で軍事治安局の構成員らが企てた陰謀」であると主張した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52620 )