シリア:シリア・アラブ軍が「緊張緩和地帯」における「ヌスラ戦線」の違反行為に対応(5)
2022年02月13日付 al-Watan 紙
■トルコ占領軍がアイン・イーサー市、マンビジュ市、アレッポ県西部郊外に対する攻撃を継続…航空連隊は砂漠地方でイスラーム国戦闘員らを殲滅…シリア・アラブ軍は「緊張緩和地帯」における「ヌスラ戦線」の違反行為に対応
【ダマスカス:本紙】
さらに同複数筋は、ジャート町とフーシュリーヤ町を結ぶ軸上で昨晩、シリア国民軍と、米政府に近い民兵組織「シリア民主軍」の間で複数の衝突が発生したことを明らかにした。両者はともに、相手側に人的損害を負わせたと主張したという。
シリア民主軍のある現場筋は本紙に対し、トルコ政権が自らの支配地域全体でシリア民主軍の指導部あるいは民間人に対して実施しているいわゆる「ドローン戦争」が継続することへの懸念を表明した。実際、昨今アレッポ県北東部に位置するアイン・アラブ市近郊は、同市および同市東部郊外の上空に多くの戦闘機が飛行しているという状況のなか、複数回にわたってドローン攻撃の標的となっている。
一方アレッポ県西部郊外の複数の現場筋が語ったところによると、トルコ占領軍とそれに従う雇われ兵らが、同地域内のミーズナーズ町およびジャドラーヤー町の付近にあるシリア・アラブ軍の複数拠点に攻撃を加えた。そのためシリア・アラブ軍はタカード町、カフルヌーラーン町、マアーラト・ナウサーン町で発生した衝突に対応することを余儀なくされた。これによりテロリストの隊列の間で確認された負傷者および潜在的な死者が生じたという。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52700 )