シリア:シリア民主軍が住民らに対する抑圧を強化、ラッカ県公式筋は「民衆の覚醒」を求める(2)
2022年02月14日付 al-Watan 紙


■ラッカ県公式筋が、シリア民主軍が作り出している恐怖の空気から住民らを脱却させるためには「民衆の覚醒」が不可欠であると強調、住民らは「あらゆるかたちの脅し」によって「支配されている」…

【ダマスカス:本紙】

同筋は「シリア民主軍が自らの支配地域における市民社会に対して恐れの念を抱いており、市民社会が同軍に対しいかなる行動を起こすことを防止するためにあらゆる圧力をかけようとしている」との見解を示した。

さらに同軍が住民らに対し「我々こそがあなた方の面前に立っている現実である」と述べていることを明らかにし、「それこそがシリア民主軍が支配下地域の住民たちに伝えようとしているメッセージである」と述べた。

同筋は、シリア民主軍が支配している諸地域の住民が置かれている状況を「困難」と表現し、彼らを同組織が作り出している恐怖の空気から脱却させるためには「民衆の覚醒」が不可欠であると強調した。さらにこうした地域の住民らはあらゆる形態の「脅し」にさらされているため、彼らが真の自由を達成するには民衆社会運動を行うほかはないと述べた。

ハサカ県グワイラーン地区の「スィナーア刑務所」では先月20日、イスラーム国メンバーの被拘留者らによる反乱が発生した。これは同組織の細胞が彼らを刑務所から脱獄させることを目的として同刑務所の壁や門に穴をあけるために攻撃を実施したことに端を発するものであった。

(3)に進む

(1)に戻る

Tweet
シェア


原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52788 )