シリア:シリア民主軍が住民らに対する抑圧を強化、ラッカ県公式筋は「民衆の覚醒」を求める(4)
2022年02月14日付 al-Watan 紙


■ラッカ県公式筋が、シリア民主軍が作り出している恐怖の空気から住民らを脱却させるためには「民衆の覚醒」が不可欠であると強調、住民らは「あらゆるかたちの脅し」によって「支配されている」…

【ダマスカス:本紙】

シリア国営通信が報じたところによると、シリア民主軍は昨日、グワイラーン地区の南東部を完全に包囲したうえ、各通行所において住民らに対する抑圧的な行動を強化したのち、「スィナーア刑務所からの脱走者らを捜索する」との口実のもとで同地区内にある多くの家屋を襲撃した。

さらにウェブニュースサイト「アスル・プレス」が伝えたところによると、地元の複数筋は、シリア民主軍が一昨日、タルワーズィーヤ村の住民らに対し「2日以内に自宅を離れタルワーズィーヤ村から出ていく必要がある」と通知したことを明らかにした。これは同軍が同村内で若者らに対する襲撃キャンペーンを始動させてから数時間後の出来事だったという。

同複数筋が示したところによると、シリア民主軍の(退去要請)通知は、タルワーズィーヤ村の住民らが同軍の行動や要求に対する拒否を表明するために抗議デモを組織したのちになされたという。さらに同複数筋は、その際シリア民主軍がデモ参加者らの多くを殺傷したことを指摘した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52790 )