シリア:シリア国民評議会のスィーダー元事務局長が反体制諸派を激しく批判(4)
2022年02月24日付 al-Watan 紙
■「仲間うちの目撃者」が行う証言…アブドゥルバースィト・スィーダー「シリア国民評議会」元事務局長が「シリア国民連合」、「最高交渉委員会」を含む反体制諸派に対する激しい口撃を開始
【ダマスカス:本紙】
2015年12月にサウジアラビアの首都リヤドで開催された会議によって発足し、同市を拠点とした「最高交渉委員会」では、当初合意された構成メンバーは32名であった。
続く2017年には、同委員会内の反体制派メンバーらは「リヤド2会議」と呼ばれるものを開催し、新たなメンバーのパッケージを選出した。その際の総メンバー数は50名であり、委員長にはこれまで同地位を務めていたリヤード・ヒジャーブ氏にかわってハリーリー氏が選出された。
最高交渉委員会は昨年6月に、ムスリム同胞団のメンバーであるアナス・アブダ氏を「2期連続で」委員長に選出する決定を行い、これはシリアの反体制活動家らの間に怒りを呼んだ。
「シリア国民連合」はトルコを拠点としており、前世紀にあたる1980年代にシリア国内で数々の罪を犯したムスリム同胞団によって支配されている。
シリア国民連合は、シリア・アラブ軍に立ち向かい国家を破壊するために11年以上にわたってシリアで継続している戦争のさなか、トルコ政権のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領やカタール首長国に加え、いくつかの域内あるいは西側諸国の後援のもとで、数々のテロ組織を形成してきた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52822 )