シリア:シリア国民評議会のスィーダー元事務局長が反体制諸派を激しく批判(3)
2022年02月24日付 al-Watan 紙
■「仲間うちの目撃者」が行う証言…アブドゥルバースィト・スィーダー「シリア国民評議会」元事務局長が「シリア国民連合」、「最高交渉委員会」を含む反体制諸派に対する激しい口撃を開始
【ダマスカス:本紙】
2017年11月に、ナスル・ハリーリーと呼ばれる人物が最高交渉委員会の委員長に就任し、同氏はあらゆる例外措置をとりながら、2020年6月までその地位に留まった。
同時期、同委員会では、「カイロ・プラットフォーム」、「調整局」、「モスクワ・プラットフォーム」に加え何名かの無所属メンバー、軍人メンバーが、2019年後半に「独立」ブロックがあらたに選出された直後に起きた組織的な違反、また同委員会がハリーリーの任期延長を決定したことに抗議して、会合への出席を拒否した。これにより同委員会では、その時まで進捗してきた業務に混乱が生じた。
スィーダー氏は次のように述べた「選挙の実施が困難あるいは不可能であること、あるいは多くの場合混乱へとつながるクオータ制を採用することの無益性を鑑みると、おそらく既存の諸組織はそのまま変化することはないであろう。私は彼らに内部改革プロセスを開始することを奨励するが、それを実現するのはほぼ不可能であろうと認識している」。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52821 )