シリア:イドリブ県内の市場で砂糖の流通量が顕著な減少(3)
2022年02月27日付 その他 - al-Souria.net 紙


■イドリブ県で砂糖の流通量が顕著な減少、救済政府は要因を「供給元企業との契約終了」に帰する

【スーリーヤ・ネット】

同様の文脈のなかで、イドリブ県で活動する本サイト特派員は次のように述べた。「イドリブ県内の多くの市場では砂糖が売り切れており、住民らは同製品を入手するために長時間探し回らなければならない状態を余儀なくされている」。

さらに同特派員は、「砂糖を提供しているいくつかの商店は、一人あたり2kg未満という制限を設けながら、1kgあたり20トルコリラにいたる価格での販売を行っている。一方平常時における砂糖価格はわずか12シリアポンドにすぎない」。

本サイトに証言してくれた複数の住民によると、「危機によって砂糖の価格はより高い方へと固定されてしまった」のだという。

現在、砂糖袋(50 kg)の価格は28米ドル以下であった2か月前と比べて、10米ドル以上の急騰をみせている。

昨今トルコリラの対米ドル為替が急落していることをうけて、シリア北西部では一般的に物価が上昇している。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52833 )