シリア:シリア民主軍が被拘留者らをアイン・イーサー市からアイン・アラブ市へと移送(4)
2022年02月21日付 al-Watan 紙


■「シリア民主軍」が拘留している人々をアイン・イーサー市からアイン・アラブ市へと移送…グワイラーン地区の住民らが同軍による抑圧的措置および帰宅妨害措置に抗議する座り込みデモを敢行

【ダマスカス:本紙】

さらに事情を知る情報筋が明らかにしたところによると、シリア民主軍の指導部から出されていた、何百世帯におよぶ家族を追放する決定を中止するとの知らせが数日前から流布しているにもかかわらず、タルワーズィーヤ村はいまだ緊張に包まれているという。また同筋は、今回問題となった2,000人以上の住民を含む約600世帯の家族を追放するという決定がなされた原因が、あるクルド人指導者と同村の若者たちの間で論争が生じたことにあると述べた。

一方今月の14日、ラッカ県内の公式筋は本紙に対し「シリア民主軍の支配下に置かれている諸地域に暮らす人々は、同軍による「あらゆるかたちの脅し」によって「支配されている」との見解を述べた。さらに同組織が作り出している恐怖の空気から住民らを脱却させるためには、「民衆が覚醒する」ことが不可欠であると強調した。

さらに同筋は「シリア国家が初期段階で実施している和解プロセスとおよびバッシャール・アサド大統領を筆頭とする同国の指導層が実施しているイニシアチブによって、シリア民主軍の安眠は妨げられている。なぜなら、シリアの人々は自らの諸権利を行使し、通常の生活を送るために祖国のもとに戻っているからである」と述べた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52873 )