シリア:シリア民主軍が被拘留者らをアイン・イーサー市からアイン・アラブ市へと移送(3)
2022年02月21日付 al-Watan 紙


■「シリア民主軍」が拘留している人々をアイン・イーサー市からアイン・アラブ市へと移送…グワイラーン地区の住民らが同軍による抑圧的措置および帰宅妨害措置に抗議する座り込みデモを敢行

【ダマスカス:本紙】

さらに同複数筋によると、こうした被拘留者らの家族は、テロリズム関与容疑を掛けられている被拘留者らに割り当てられている「更生施設」が、シリア民主軍傘下の各裁判所の管轄範囲から逸脱しているという状況のなかで、彼らがあいまいなプロセスに置かれていること、また彼らが隠匿されていることへの懸念を表明した。

こうした諸世帯が、拘留下にある家族メンバーが向かっている帰結について知りたいとの望みを持っているにもかかわらず、シリア民主軍は現時点で、彼らを移送する理由についていかなる説明も行っていない。

一方シリア民主軍の指導部は、「アンザ」部族と「シャンマル」部族の指導者らが事態に介入した結果、ラッカ県北部に位置するタルワーズィーヤ村から住民らを放逐する決定を中断した。

タルワーズィーヤ村の住民らが声明のなかで述べたところによると、(シリア民主軍が)住民らの村からの追放、彼らへの包囲、各道路の封鎖、水や食料品の導入の妨害、村で唯一の自動パン焼き設備の閉鎖などの決定をおこなったのち、住民らは部族長のラーフィウ・ハッラーン・ガシム・シャムリー氏に連絡を取った。そして彼らが同氏に使節団を派遣したのち、各問題は前提条件なしでただちに解決したという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52872 )