シリア:カナダ政府がシリア民主軍管理下のキャンプから自国民を帰国させることを妨害(3)
2022年02月23日付 al-Watan 紙


■カナダ政府がシリア民主軍管理下のキャンプから自国民を帰国させることを妨害

【ダマスカス:本紙】

その内訳は2020年に孤児の少女(5歳)、2021年3月に少女(4歳)、同年11月にこの少女の母親である。最後の事例については、カナダ政府は、弁護士が訴訟を提起するまで、彼女の緊急渡航に必要な書類を用意することはなかった。

カナダ当局は、収容されている自国民を帰国させることは治安上の危険をはらみ、同様に、自国の外交官が彼らを外に連れ出すためにシリア民主軍の管理下にある諸地域に入ることは極めて危険であると述べた。

一方ヒューマン・ライツ・ウォッチによると次に、分離主義民兵組織シリア民主軍によって「自治区」とされている政体は、収容している外国人が本国からの許可を得られない場合、彼らを解放することはないという。

同団体の声明によると、今回問題となっている被収容者2名は、テロ組織「イスラーム国」に所属しているとの容疑によって3年以上にわたってキャンプに収容されていると思われるカナダ国籍人40名のなかに数えられるという。また彼らの家族メンバーらは声明の危機に瀕しており、ほとんどの場合非人道的かつ尊厳(の尊重)を欠いた状況に置かれているという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52941 )