シリア:支配地域にある各通行所をもっとも重要な資金源として用いるヌスラ戦線(4)
2022年03月02日付 al-Watan 紙


■「ヌスラ戦線」は支配地域にある各通行所をもっとも重要な資金源へと転換…エルドアン政権に雇われた傭兵らはアフリーン市内の家屋を強奪するための決定を下す

【ダマスカス:本紙】

これらのあらたな決定がなされたことにより、アフリーン市の住民らが残した財産は、トルコ政権の雇われ兵によって完全に略奪されることとなった。彼ら住民らは財産を略奪され、に、占領国トルコによって強制移住を課されたのち、生活の術を持たないままにおかれることとなった。

同様に複数の反体制系メディアが報じたところによると、シャーム解放機構はイドリブ県の内外に存在する各通行所を、税金および上納金の賦課を通じて、自組織にとってのもっとも重要な資金源へと変えた。なかでもイドリブ県とトルコを結ぶ唯一の経路であるバーブ・ハワー通行所からは、同組織は月にして1,000万米ドル以上の収入を得ている。これに先立ちシャーム解放機構は「シャーム自由人イスラーム運動合」の民兵らとともに、同通行所への管理体制を強化していた。

同複数筋によると、同組織がバーブ・ハワー通行所から収入を得るために行っているもっとも顕著な動きは、そこを通過する品々、特に欧州製の自動車や燃料、あらゆる輸入食材に加え、暖房材や建築素材として用いられるピスタチオ殻に対して通行料を賦課することである。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52986 )