シリア:アスマー・アフラス大統領夫人が母の日に際して演説(2)
2022年03月21日付 その他 - Sana 紙


■アスマー・アフラス大統領夫人が母の日に合わせてダマスカス・ラジオで演説、「母とは恩恵を与える存在で、帰属意識を与える学校である」

【シリア国営通信】

そして「シリアは、知識をもって世界に富をもたらした文明の母であり、侵略者がいかなる占領や破壊を行おうと、文明と人間性の使命をこれからも担い続けることだろう。母性とは、創造し、深く根付き、、神聖であるための行為である。シリアは農業の母であり、その大地において、最初の鎌、最初のすきが用いられてきた。最初の農耕が行われることで、その土から平和と善がもたらされた。なぜならここは、もっとも神聖な木である祝福されたオリーブの木が植えられた母なる祖国の地だからである」と続けた。

さらに次のように続けた。「アルファベットの母であるオガレットはこの地に属し、全人類に文字を教えました。世界に言語や対話によるコミュニケーションの原理を伝えました。その最初の子供たちのなかから、歴史において都市の母と位置づけられるエブラの建設が計画されました。また、ダマスカスはと言うと…、ダマスカスは、気品、深遠さ、誇り、そして不屈の精神を備えた古代の首都の母です」。

「ダマスカスから…、私は今日もっとも古くからその名を知られているラジオ局を通じてあなた方にメッセージを伝えることを選んだ。ダマスカス・ラジオ…。75回目となる母の日を迎えた母なるラジオ局。その愛国的なメッセージをもって幾つもの世代をはぐくんできた。その高らかな声は、今もこの大地、そして祖国に真に帰属することの価値を担っている。アラブ性や同胞意識の価値。侵略に際して同胞国に寄り添い、「ダマスカスから、こちらカイロ」という表現、忘れ得ぬ歴史的なアラブ民族のスローガンとなった価値…」。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53047 )