シリア:「シリア国民軍」戦闘員らのウクライナ派遣をめぐって合意(4)
2022年03月08日付 al-Watan 紙
■ヌスラ戦線とトルコ政権が「シリア国民軍」の戦闘員らをウクライナに派遣することで合意
【ダマスカス:本紙】
同氏は次のように付言した。「トルコとヌスラ戦線がこうした確信を持っているなか、シリア国民軍の雇われ兵らをウクライナに移送するプロセスが短時間のうちに目標を達成することだろう。我々は、トルコがシリア国民軍の戦闘員らに過去に例を見ないほど巨額の報酬を提示したことを知っている」。
「ここで話しているのは月給にして約6,000米ドルもの金額である。しかしトルコは間違いなく、自国が1ドルたりとも支払うことがないことを確信している。戦闘員らにとってもっとも早期に訪れる運命とは『殺害』というものであろう。 ウクライナに到着後、1か月も経たないうちに、である」。
トルコの政権は、シリアやリビアの紛争からアゼルバイジャン・アルメニア間の紛争にいたるまで、数々の国際紛争に干渉してきたという卑劣な歴史を有している。
こうした干渉は、トルコが、自国に忠実な民兵組織を最前線に送ることによって、あるいはその他の当事者の利益を阻害しながら、自国の同盟者らのために働く雇われ兵らを用いることによって実行されてきた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53063 )