シリア:シリア人権監視団がヌスラ戦線による拷問・処刑により民間人505名が殺害されたことを発表(3)
2022年02月02日付 al-Watan 紙
■「シリア人権監視団」の報告書…ヌスラ戦線は2012年初頭の設立以来、自組織の拘留施設で実施した拷問および恣意的処刑により民間人505名を殺害
【ダマスカス:本紙】
シリア人権監視団は、ヌスラ戦線が、反体制活動家らやデモ参加者ら、あるいは自組織に従属するいわゆる「救済政府」の政策やミスに対して批判的な者々を召還することに基づいた、狡猾な政策を採用していることを明らかにした。
召喚された人々は、ヌスラ戦線によって調査され、その後誘惑や脅迫を提示されることによって封じ込めがなされる。この第一段階は警告あるいは脅迫の段階であり、これによって同組織は、社会や活動家らの家族が言い訳を行わないように、突如として拘留が実施される事態を回避しているのである。
シリア人権監視団のレポートによると、この狡猾な政策は主として著名な活動家や社会構成員に対して採用されており、逮捕することによっていかなる反響が生じることが予期されない一般人に関しては、ヌスラ戦線はこうした手段を用いることがないまま彼らを迅速に逮捕するのだという。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53124 )