シリア:シリア・アラブ軍が東部砂漠地方でイスラーム国の拠点を殲滅(3)
2022年01月15日付 al-Watan 紙


■シリア・アラブ軍が東部砂漠地方でイスラーム国の拠点を殲滅、「緊張緩和」地帯では「ヌスラ戦線」による違反行為に対応

【ダマスカス:本紙】

シリア北西部内で占領国トルコに近い複数のテロ組織・武装民兵集団によって支配下に置かれている諸地域に暮らす民間人の多くが、様々な種類の不発弾を収集し、それらを販売することによって生計を立てていることは特筆に値する。また各廃品回収業者はこうした不発弾の買い取りを極めて低価格によって行っており、その額は迫撃砲弾あるいはミサイル1発につきわずか15トルコ(1米ドル相当)である。

一方複数の反体制メディア筋によると、トルコ占領軍とその傭兵集団が占領下においている地域における安全保障上の混乱が引き続くなかで、占領下バーブ市のハーリド・ビン・ワリード観光交差点付近で、同占領軍が保有する貨物車両で爆発装置が爆発した。これによって複数の物的被害が生じたというが、死傷者についての報告はなされていないという。

さらに同複数筋は今月14日には、バーブ市内の複数のガレージの面前で仕掛け爆弾が設置されたバイク1台が爆発したことを明らかにした。これによって付近にいた人々が負傷し、同バイクに乗っていた1名が死亡したという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53134 )