シリア:アサド大統領の孤立を打ち破るアラブ首長国連邦(4)
2022年03月19日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「包囲」から「浮上」へ…「驚きの」訪問によってアサド大統領の孤立を「打ち破る」アラブ首長国連邦
【スーリーヤ・ネット】
進展への注視
シリア革命が発生してから最初の数か月間、UAEはアサド政権に圧力をかけることを試みたその他の湾岸各国と同様に、状況のさらなる悪化を防ぎ、こうした状況から脱却するための解決策を見出す目的で、現状および政治的状況の進展をフォローし続けた。
2011年6月5日当時、シリア国内の諸都市、なかでもダルアー市で状況がエスカレートしており、アサド政権の諜報機関によって数十人におよぶシリア国民が殺害・逮捕されていたにもかかわらず、の殺害と逮捕にもかかわらず、アブダビ首長国の皇太子であったムハンマド・ビン・ザーイド氏は、同政権のワリード・ムアッリム外務大臣(当時)を招待した。
ビン・ザーイド氏はその際ムアッリム氏に対し、UAEがシリアの現状の進展を「極大の関心とともに」フォローしていると伝え、「関連しあっており、両立可能である」両目標として改革と安定を実現するよう呼びかけた。
さらにビン・ザーイド氏はムアッリム氏に、「シリアとその国民たちが試練から脱却できることへの信頼」を表明しつつ、シリア政権のトップであるバッシャール・アサド氏に宜しく伝えるよう求めた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53139 )