シリア:アサド大統領の孤立を打ち破るアラブ首長国連邦(5)
2022年03月19日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「包囲」から「浮上」へ…「驚きの」訪問によってアサド大統領の孤立を「打ち破る」アラブ首長国連邦
【スーリーヤ・ネット】
「反アサド政権に回り始める」
湾岸諸国はアサド政権による暴力の拡大、冷静と反体制勢力との対話プロセスの開始を求める各国あるいはアラブ連盟の呼びかけに対する冷や水、障壁の顕在化にともない、同政権との外交関係を断絶することを決定した。
2012年3月6日にシリアから自国の大使を召還すると発表した、UAEを含む湾岸各国は、自国に存在するアサド政権大使らに対しては「直ちに出国するよう」求めた。しかしUAEは同時に、自国領内でシリア人が行っているビジネスを円滑化するために、自国にアサド政権の外交使節団の存在を依然として維持した。
同様にUAEは、100か国以上が参加する「シリアの友連絡グループ」に加盟した。同グループはシリアにおける解決策が政治的なものである必要性を強調しながら、アサド政権およびそのトップであるバッシャール氏が退陣することを求め続けた。
さらにUAEは、2014年にアサド政権の大統領選挙を自国内で開催することに反対し、シリア問題における失敗の原因として「それにコミットする現場規模および国際規模の当事者間で合意が生じなかったこと」を挙げた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53140 )