シリア:アサド大統領の孤立を打ち破るアラブ首長国連邦(7)
2022年03月19日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「包囲」から「浮上」へ…「驚きの」訪問によってアサド大統領の孤立を「打ち破る」アラブ首長国連邦
【スーリーヤ・ネット】
UAEは同様に、特にシリア南部において、同国の反体制諸勢力と交流するなかで隠された役割を果たした。UAEは彼らを自国に服従させ、彼らの間に自国の要員らを組み込もうとした。これによってこれらの勢力は崩壊へ導かれ、その結果政権との「妥協」に着手することを余儀なくされたのである。
「関係正常化」
2018年12月27日、UAEは在ダマスカス大使館を再開することにならび、今後の作業をアブドゥルハキーム・ヌアイミー氏に今後の作業を委託することを正式に発表した。
当時、UAEのアンワル・カルカーシュ外務大臣は、アサド政権との関係正常化を、中東地域におけるイランの干渉に立ち向かう立場へと結びつけた。
カルカーシュ氏は次のように述べた。「シリアにおける危機を解決するにあたって政治的経路以外の道が存在しないことは誰もが納得していることである。シリア政府との接触を再開することによって、現場がイランによる干渉に対して開かれたままになることはないだろう」。
こうした動きに並行し、両国間で経済的な使節団の相互訪問が開始し、UAEの諸企業はシリアへの投資を再開した。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53142 )