シリア:ヌスラ戦線支配下の諸地域で「児童ギャング団」が現れる(4)
2022年01月24日付 al-Watan 紙


■イドリブ県内およびシリア北西部の「ヌスラ戦線支配下」地域でめざましいかたちで姿を現す「児童ギャング団」

【ダマスカス:本紙】

さらに国連児童基金(ユニセフ)は以前、シリア国内で学校に通っていない児童の数が約320万人におよぶとの推計を発表した。

これはた戦争が各校にもたらし破壊や損害、あるいは各校が避難民の居住用の避難所へと転用されたために、国内に存在する全学校の3分の1にあたる数が使用できなくなったことによるという。

テロ組織「ヌスラ戦線」の支配下に置かれている諸地域は、劣悪な生活環境にならびもっとも基本的な公的サービスの欠如に苦しんでいる。

同組織はイドリブ県の住民らに対して課している税金・上納金の徴収を行っている。そして徴収された金銭は、同組織の手によって、その大部分がトルコの指導者層の利益のための投資金として使われるのである。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53150 )