ロシア・ウクライナ戦争における雇われ兵の分布(6)
2022年03月14日付 その他 - Independent Arabic 紙
■ロシア・ウクライナ戦争における雇われ兵の分布…「2か国語以上を話すことができ、1日あたり最大2,000米ドルの給与と引き換えに、ひそかにウクライナに向かう準備ができている元兵士を急募中」
【スーサン・マフナー:インデペンデント(アラビア語版)】
シリア
シリアでなされた人権侵害の記録を集めている組織「真実と正義のためのシリア人」は、あるシリア人の若者のことばを次のように引用した。「私はシリア(・アラブ)軍から解雇されたのちにいかなる仕事を見つけることができず、状況は最悪であった。そこでウクライナで戦闘に加わるための募集が始まったという話を聞き、私はすぐさま自身を登録した」。
彼はさらに次のように付言した。「登録が承認された場合は、彼らは私に連絡してくる。彼らは良好な戦闘経験を持つもののみを採用するとしながら、ロシア人の将校の指揮下で、あるいは同国に近いシリア・アラブ軍第25師団で戦った経験を持つものには優先順位が置かれる」。
シリアの反体制武装組織の一つに属する上級将校は、「真実と正義のためのシリア人」に対しウクライナへ出発するための登録作業が始まったことを明らかにした。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53169 )