ロシア・ウクライナ戦争における雇われ兵の分布(13)
2022年03月14日付 その他 - Independent Arabic 紙
■ロシア・ウクライナ戦争における雇われ兵の分布…「2か国語以上を話すことができ、1日あたり最大2,000米ドルの給与と引き換えに、ひそかにウクライナに向かう準備ができている元兵士を急募中」
【スーサン・マフナー:インデペンデント(アラビア語版)】
さらに民間軍事(PM)業界およびセキュリティ業界といった分野で働く人々を専門とする雇用サイト「サイレント・プロフェッショナル」は次のような広告を掲載した。「2か国語以上を話すことができ、1日あたり最大2,000米ドルの給与と引き換えに、ひそかにウクライナに向かう準備ができている元兵士を急募中。流血の事態に置かれている各紛争地帯に暮らす家族たちを救助した際には追加報酬アリ」。
これに関連し民間軍事会社のエキスパートであり、作家でもあるカナダ系アメリカ人のロバート・ヤング・ビルトン氏は次のように述べた。「民間軍事会社の市場は今日、ウクライナにおいて狂ったように活発化している。しかし求められているセキュリティ要員の多くは戦闘能力を有しており、あるいは戦闘経験がある元兵士である。ここに大きな間違いや混乱が生じうる余地が残っている。西側諸国出身でウクライナ軍の側に立って戦闘に加わっている有志でさえ、ウクライナ兵士と同等の給与を受け取ることを期待しているのである。こうした資金は、サイレント・プロフェッショナルに広告を掲載しているような民間警備会社によって支払われる。しかしこの広告においては、徴用された人々がどちらの側にたって参戦するかは明記されていない」。
(14)に進む
(12)に戻る
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53176 )