シリア:ガーブ平原で平穏が維持されるなか、軍がイドリブ県郊外で「ヌスラ戦線」の複数拠点を破壊(3)
2021年12月20日付 al-Watan 紙
■シリア・アラブ軍がイドリブ県郊外にある「ヌスラ戦線」の複数拠点を破壊…ガーブ平原では平穏状態が続く…そして占領国トルコはハサカ県北部の情勢を再び緊張化
【ダマスカス:本紙】
同通信は地元の複数筋の話として、複数の民間派閥が、ハサカ市グワイラーン地区にあるばースィル環状交差点付近の幹線道路を通過しようとしたシリア民主軍の軍用車両を、爆破装置によって攻撃したと伝えた。
同複数筋によると、シリア民主軍はこの攻撃に対応して自組織の戦闘員からなる増強部隊を派遣したうえで、現場付近に治安部隊を展開させた。しかし同軍の分子から死傷者は確認されなかったという。
ここ数か月間、シリア民主軍の拠点や作戦に対する攻撃がエスカレートしてきており、同期間中、ダイル・ザウル県、ハサカ県、ラッカ県の郊外地域に展開されている同軍の戦闘員らは計数十人殺害された。
これに加えて、米国占領軍は、ハサカ県郊外にある自軍の違法軍事基地を増強するため、イラク国内からシリアに資材や兵站装備を搭載した輸送車列を導入した。
(4)に進む
(2)に戻る
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53190 )