エジプト:アズハル使節団がアラビア語非ネイティブの子どもたちのアラビア語教育センターを開設(1)
2022年09月23日付 Al-Ahram 紙
アズハル使節団は、ブリカマ市の子供たちに、アラビア語非ネイティブのための第二アラビア語教育センターを開設
アズハル使節団は、ブリカマ市の子供たちに、アラビア語非ネイティブのための第二アラビア語教育センターを開設

■アズハル使節団が「ブリカマ」市の子どもたちに、アラビア語非母語者のための第二アラビア語教育センターを開設

【n.p.:シャイマーウ・アブドゥルハーディー】

イスラーム研究アカデミーの事務局長、ナジール・アイヤード博士と使節団派遣促進部長、ナハラ・サイーディー博士が率いるガンビア共和国へのアズハル使節団は、ガンビアのブリカマ市で、アラビア語非ネイティブの子どもたちのための第二アラビア語教育センターを開設した。開設式には、在セネガルエジプト領事(在ガンビア非居住領事)とガンビアの教育機関及び支援機関の代表者が出席した。今回のガンビア共和国への使節団は、アズハル・モスクのグランドイマーム、アフマド・タイイブ師が派遣したものだ。

式の冒頭、ナジール・アイヤード博士は、「最適な学習方法で若者にアラビア語を教えるセンターを設立して、若者を見守り、コーランの言語と彼らを結びつけようとする意気込みを嬉しく思う」と述べた。そして「センターの技術管理におけるガンビア共和国とアズハルの相互協力は、アラビア語を保持してきたアズハルの歴史的立場と、教育とその奨励における主導的役割を反映している」と続けた。

そしてナジール・アイヤード博士は、「穏健な働きかけと使節団の派遣によってアズハルがイスラーム世界で拡大したことで、イスラームのアイデンティティを構成するすべての要素を維持するというアズハルの役割が強まった。この広がりは、エジプトにとって、エジプトと世界の国々との接点となった。それを通じてエジプトは、文化と文明の栄光を全社会に送り出してきた。アズハルは、歴史の中でその役割を果たしてきた。こうして世界は、時折生じる思考的危機の際に、思考的バランスを保つための羅針盤として、アズハルを頼るようになった」と付け加えた。

(2)に続く

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( 翻訳者:坂井七海 )
( 記事ID:54104 )